誕生日プレゼント 本 > 本 >
エースの品格 一流と二流の違いとは (Clickシリーズ)
エースの品格 一流と二流の違いとは (Clickシリーズ)
野村 克也

定価: ¥ 1,050
販売価格: ¥ 1,050
人気ランキング: 3056位
おすすめ度: 
発売日: 2008-05-15
発売元: 小学館
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
投手を中心に「真の中心選手とはどんな人物か?」を問うた一冊。
楽天の野村監督の著書。
現役時代に多くの名投手たちの球を受け、自ら打ち、そして多くの投手を育てた実積のある野村監督だからこその「真のエース」、「真のチームの中心選手」とはいかなる人物かを語ることができるのだろう。
やはり才能も大事だが、それだけではダメで、人間的にも優れた人物であることが絶対条件であるのは当然か。
後半は現在自身が監督をしている東北楽天の未来についても言及している点は大きなポイントだと思う。
楽天の今後の姿を占うに、基盤は着々と築き上げられていると言わざろう得まい。
下手なビジネス書よりも有益な組織論
野村監督の本を数冊も読めば、大方この人の考え方(=すごさ)は十分に伝わってくるはず。実体験に基づいているため、非常に説得力があり、我々にもおなじみの「プロ野球」なので、読んでいて一つ一つがよくわかる内容。私が特に気に入っているのは「「個人成績をアップさせることがチームに貢献している」という考え方は間違いではないが少しずれている。「チームの勝利に自分はどう絡めばいいのか」が正しい」という考え方。これは企業(=特に営業)に携わる我々にも当てはまる考え方であり、組織としてハッピーになるために個人としてどう行動するか、ということだと思う。この考え方は野村監督の本に随所に出てくる上、金本選手(阪神タイガース)の近著にも同様の趣旨の内容があって興味深い。
エースの品格は我々の品格
この本のタイトルは「エースの品格」であるが,内容は私たち個々人に当てはまることである。エースとは,組織の中心に立つべき人物の比喩である。往年の南海やヤクルト,現在監督が率いる楽天の選手を例に出しながら,人間として成長することや,組織のありかたを説く。「人間的成長なくして技術的進歩はなし」というフレーズは印象的である。
野球を通して,ともすれば説教くさくなりそうな内容を分かりやすく書き上げた文章は,野村監督の真骨頂だ。野球界だけではなく,日本社会への愛情と憂いが伝わる。野球にとどまらず,私たちの普段の生活におけるヒントが多く散りばめられた本である。
