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境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

川上 稔

境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

定価: ¥ 788

販売価格: ¥ 788

人気ランキング: 10174位

おすすめ度:

発売日: 2008-09-10

発売元: アスキーメディアワークス

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



最高に笑わせてもらった作品。
正直言って上巻は読んでても説明やら脈絡あるのかどうかもわからない急展開ばかりであまり面白いと感じなかったけれど、下巻に入ってからは上巻の印象が嘘のように面白くなった。

登場キャラが多すぎて、はじめは誰がどのセリフを話しているのかもわかりづらかったけれど、下巻の中盤あたりには自然とわかるようになった。



……てか、川上氏の作品はセリフ回しは面白いんだけど、相変わらず文章がとても読みづらい。動作とかを具体的に説明しすぎてかえってわかりづらくなってるというか。例えるなら「歩く」という一語を「右足を出して、左足を出す」と書くように。あとセリフをつなげるためだけの文も多い。例、「一息」。



と、文章に関しては少し不満もあるものの、圧倒的なギャグセンスと構成力がとても魅力の本作品。かなり笑わせてもらいました。

特に面白かったのは正純との対決、インノケンティウスの意外な茶目っ気、そして下巻のラストのホライゾンとトーリ。笑いと感動がいっしょくたにされた素晴らしい展開でございました。てか、あのホライゾンは面白すぎて意外すぎる。





1度だけ読んだ状態での感想
いきなり大勢の人物が登場、数々の独特の用語が飛び交うという点で、川上稔氏の作品をいくつか読んでいる私にとっても、なかなか難解な内容でした。川上氏作品の初心者には、特に用語が大きな壁となりそうに思います。その点で★1つ減点しました。

私は、いろいろわかりにくいところはおいておいて、とりあえず読み進めました。結果として、ストーリーは十分楽しめましたが、脇の登場人物の個々のキャラクターや、用語の概念をいまいちつかみきれてないように思います。そのあたりは、2度読みか、続刊を読み進めることで、慣れ親しめるのではないかと思っています。

本巻の最後に向けて、主人公達には様々な難局が提示されます。それらの難局に対して、一見、力が及ばないように見える主人公達がどのようにして対峙していくのか、期待を持たさせるところで本巻は終わっています。続刊への期待大です。

(追伸)2度目を読んだら、登場人物のキャラやいろいろな設定を掴みつつ、一気に読めてしまいました。2度読み推奨です。500ページ超ですが。

キャラ紹介+設定説明+主人公大人の(あるいは組織の)理論に完全敗北
キャラ紹介+設定説明+主人公大人の(あるいは組織の)理論に完全敗北といった感じ。

主人公達の手が出せないところで最初の大事件が発生し、その影響が主人公達にふりかかったところで終わっている。完全に下巻のための話なのでこの本だけで評価はしにくい。

一番気になったのは父親が娘に裏切りを勧めるシーン、裏切りの内容はくだらないものなのだがこのシーンが上巻のラストにつながってくる。こういった俗な損得勘定はこの作者の作品には縁が無い物だと思っていたので少々驚いた。








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